【本田ヒルズタワークリニック】仮性包茎は治療が必要?!
2019年7月6日
仮性包茎とは?
仮性包茎とは、平常時は亀頭が包皮(ペニス表面の皮膚)に覆われていますが、包皮を自分で剥けば(反転させれば)亀頭を露出させることができる場合や、勃起した時には自然に亀頭が露出する場合のことを言います。
簡単に言い換えると、
皮を被ってはいるものの、簡単に亀頭を露出できるものが、仮性包茎です。
小さなお子さんであれば、仮性包茎は一般的で、病的なものとはされません。
また、仮性包茎は日本人には多く、以前は治療の必要はないとされていました。
しかし近年の研究では、仮性包茎には自分だけでなくパートナーにもデメリットがあることがわかっています。
仮性包茎のデメリット
仮性包茎で最も心配なのは、
衛生面です。亀頭が覆われているために、
包皮との隙間に汚れが溜まりやすくなります。
それは
ニオイの元にもなりますし、
細菌が発生する原因にもなります。
さらにこの細菌は
性病の原因になることもあり、パートナーに感染すると不妊や子宮頸癌の原因になる可能性もあるのです。
と言うのも、包茎のペニスには子宮頸癌を引き起こす「ヒトパピローマウィルス」の存在が多いことが明らかになっているのです。
そうなると、仮性包茎は自分1人だけの問題ではなくなってしまいますよね。
また、包茎であることをコンプレックスに思う人もいるでしょう。
包茎であるがために積極的になれないのであれば、十分治療の必要があると言えます。
さらに、平常時に包皮で覆われているため、刺激に弱くなり早漏になりやすいという可能性も否めません。
早漏であることもコンプレックスになりやすいことですから、その観点から治療を考える人も珍しくありません。
仮性包茎の治療方法
仮性包茎の治療方法は、症状によって変わってきます。
あまっている包皮の長さも人それぞれで、長さによっては必ずしも切る必要はありません。
根元の皮膚を手繰り寄せて糸で止める方法や、カリの高さを高くして引っ掛ける方法、切らない長茎術を行うという方法、それらを組み合わせる方法などがあります。
いずれにしろ、座ったり、寒くなって縮んだりしても、亀頭が覆われないようにします。
仮性包茎は治療することで細菌感染やニオイの心配はもちろん、コンプレックスを解消でき、自分に自信が持てるようになります。
ですから、少しでも気になることがあれば、1度診察を受けることをお勧めします。
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