【本田ヒルズタワークリニック】性欲の減退を感じたときに疑うべき病気

2019年12月5日

性欲の減退と聞くと、真っ先に思いつく病気は“ED(勃起不全)”だと思います。 とはいえ、EDだと決めつけるのは時期尚早ですよ! そこで今回は、性欲の減退を感じたときに疑うべき病気をいくつかご紹介しますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

性欲の減退を感じたときに疑うべき病気①~甲状腺機能低下症~

“甲状腺機能低下症”とは、甲状腺の働きが低下し、血液中のホルモン量が減少する病気のことを言います。 また、甲状腺機能低下症の中でも、もっとも多い“慢性甲状腺炎”は、だるさやむくみ、皮膚の乾燥や貧血の他に、性欲の減退を引き起こすことがあります。 この病気は、著しい痛みなどを伴わないため、症状に気付かない方も多いですが、甲状腺ホルモン薬を服用して治療しなければいけません。

性欲の減退を感じたときに疑うべき病気②~下垂体機能低下症~

“下垂体機能低下症”とは、脳の下垂体から分泌される“下垂体前葉ホルモン”の低下によって発生する病気のことを言います。 下垂体もしくは脳周辺の腫瘍の手術、脳の手術、あるいは放射線治療、外傷などが原因とされています。 この病気の症状としては、筋力の低下や倦怠感、食欲不振などが挙げられ、それに伴い、性欲が減退する可能性も否めません。 また、治療をするには、不足しているホルモンを内服などで補充する必要があります。

性欲の減退を感じたときに疑うべき病気③~副腎皮質機能低下症~

“副腎皮質機能低下症”とは、副腎皮質から分泌される“コルチゾール”の分泌低下によって発症するもので、副腎そのものの病気または下垂体の“副腎皮質刺激ホルモン”が低下する病気によるものがあります。 倦怠感や食欲低下、全身の皮膚の色素沈着といった症状の他に、性欲減退も引き起こす可能性があります。 これを発症している場合、糖質コルチコイドを補給し、原因となる病気が判明した場合は、その病気の治療を行わなければいけません。 原因がわかっているものに関しては、その治療を行いますが、主に不足しているホルモンの補充治療が中心となるケースが多いです。

性欲の減退を感じたときに疑うべき病気④~類宦官症~

類宦官症(るいかんがんしょう)とは、下垂体前葉からの“性腺刺激ホルモン”の分泌が低下するための起こる病気です。 精巣そのものに異常がある“原発性”と、それよりも上流のところに異常がある“続発性”に分けられます。 この病気になると、通例見られる男性における“二次性徴”が発生しません。 ちなみに二次性徴とは、ひげが生える、声変わりする、精巣や陰茎が大きくなる、陰毛が生えるといった男性化徴候をいい、この中には性欲が増加することも含まれます。 10代で性欲の減退や、その他の二次性徴が見られないという方は、この病気にかかっているかもしれません。

性欲の減退を感じたときに疑うべき病気⑤~クッシング症候群~

“クッシング症候群”とは、副腎皮質から分泌されるコルチゾールが、慢性的に過剰分泌されることによって起こる病気を言います。 顔が丸くなる、手足が短くなる、皮膚が赤くなるといった症状の他に、性欲の減退が見られることもあります。 副腎、脳の下垂体にできた腫瘍が原因となる場合は、手術を受けて摘出しなければいけませんし、それが悪性である場合や、手術できない場合は、放射線治療もしくは薬剤療法で治療しなければいけません。

まとめ

ここまで、性欲の減退を感じたときに疑うべき病気をいくつかご紹介しました。 このような病気を放置していると、症状が重くなっていくことが予想されるため、性欲減退を感じたときは、まず信頼できる男性クリニックに相談しましょう。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。