本田ヒルズタワークリニックのスタッフが解説!➀EDとは

2020年1月23日

本田ヒルズタワークリニックには、包茎以外にも様々なお悩みをお持ちの方が訪れます。EDについての悩みもその一つで、最近はかなりの方が相談に訪れています。 しかし、相談に訪れる方も、それ以外の相談で訪れている方も、EDに対して正確には知らない方が多いようです。 そこで、今回はEDとは何か、ということを解説していきたいと思います。

EDってなに?

EDは、Erectile Dysfunctionを略したもので、勃起機能の低下という意味があります。 勃起不全、あるいは勃起障害ともいわれます。 また、以前はインポテンツ、インポともいわれていました。 こういわれると、多少でも勃起する人はEDではないと思われがちですが、実はそういうわけではありません。 医学的な面からいうと、勃起はするが性行為に満足できるほどではない、もしくは最後まで維持できないということが続くようであれば、それもEDなのです。 具体的に言うと、性的な欲求があり、興奮状態になっても勃起しない、もしくはその硬さが十分ではない、ということがあります。 また、EDになると常にダメになると思われがちなのですが、必ずしもそうとは限りません。時々は十分な勃起ができるものの、常にその状態という訳ではないという場合も、EDに分類されます。 さらには、挿入している途中で柔らかくなり、性行為が中断してしまうこともあります。 勃起した状態が長続きしないというのも、EDの一種といえます。 本来、性的な刺激があると、脳が発した信号が神経を通じてペニスへと届けられます。 そうすると、動脈が拡張して流れ込む血液が増大し、それが海綿体に集まることで勃起します。 これが正常な状態なのですが、EDの場合は動脈の拡張が不十分になり、勃起に必要な血液が海綿体に届かなくなってしまいます。 そのせいで、勃起が不十分になってしまうのです。 つまり、必ずしも性行為ができればEDではない、というわけではないのです。

EDの原因とは?

そもそも、EDになる原因とは何なのでしょうか? 年齢のせいだと思っている方もいらっしゃいますが、実は年齢とは直接関係がなく、若い人でもなることがあるのです。 では、何が原因なのでしょう? EDの原因には、身体的なものと精神的なもの、そしてその2つが混合している原因があります。 このうち、身体的なものと混合的な原因というのは、加齢に伴って起こりやすいのです。 そのために、年齢が原因でEDになると思われがちになってしまいます。 身体的な原因の中でも、特に多いのが動脈硬化です。 動脈硬化は、血管が硬くなってしまうことが原因で血液の流れに合わせた収縮ができなくなり、血液の循環がスムーズではなくなってしまいます。 そのせいで、勃起のために必要な血液も集まりにくくなり、EDになってしまうのです。 動脈硬化以外にも、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病が原因になっているケースもあります。 いずれも、血管に対して大きな負担がかかってしまう病気なので、動脈硬化を引き起こす可能性があります。 同じような理由で、飲酒や喫煙が原因のケースも見受けられます。 これ以外にも、脳出血や脳腫瘍、パーキンソン病、アルツハイマー病、一部の泌尿器系の病気などが原因になっているケースや、海綿体そのものの血管や神経が手術やケガによって損傷しているケースもあります。 病気などは、年齢が高いほどかかりやすいものが多いので、年齢によってEDになるという考え方もあながち間違いではないのですが、年齢は直接的な原因ではないのです。 身体的な原因は50代以降の方に多いのですが、それよりも若い世代では精神的な原因によるEDもよく見られます。 精神的な原因というのは、ストレスとプレッシャーです。 生活上に大きなストレスを抱えていると、EDになる可能性が高くなります。 また、子どもを作ることを周囲から強く望まれて、プレッシャーを感じてしまうこともあります。 そのせいで、EDになることもあるのです。 時には、ストレスから一時的なEDになってしまい、それで失敗したことで次も失敗するかもというプレッシャーを感じEDが悪化して、さらにストレスの原因になるという悪循環に陥る方もいらっしゃいます。 一度落ち着けば治ることも多いのですが、自覚がなければなかなか落ち着くことができないため、かなり治りにくいケースもあります。 混合型といわれるのが、ストレスと病気の両方が原因となるケースです。 また、ストレスが病気を悪化させて、EDにつながるというケースもあります。 現状は、50代以降の方にこの混合型がかなり多いのです。 この場合、両方の原因を取り除くことを考える必要があるでしょう。 ごくわずかですが、服用している薬がEDの原因となっている方もいらっしゃいます。 神経を落ち着ける薬、あるいは循環器などの薬の一部を服用していると、うまく勃起しにくいことがあります。 薬の服用をやめれば解決するのですが、薬が原因だと知らなければそのまま精神的なプレッシャーを感じて、EDになってしまうこともあるので注意しましょう。 EDの原因にも様々なものがあるので、心当たりがある場合はその原因を取り除くことを考えてみてください。

まとめ

EDになると、薬に頼って治そうと考える方もいらっしゃいますが、身体に負担をかけるケースもあり、悪化の原因にもなりかねないので、まずは原因をはっきりとさせることをおすすめします。 ただし、自分ではなかなか原因がわかりにくいものですから、専門のクリニックなどでカウンセリングを受けながら特定していきましょう。 専門のクリニックなら、他にも性器に関する悩みがあれば、一緒に相談することもできます。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。