タトゥーのデメリット、除去するための美容整形手術について
2021年3月10日
海外に比べると、タトゥーはまだまだ日本において、一般的なものではありません。
以前より気軽に入れる方は増えているものの、そのような方の中には、入れたことを後悔し、手術による除去を考えている方も多いです。
今回は、タトゥーのデメリットと、除去するための美容整形手術について解説します。
タトゥーのデメリットについて
タトゥーは針を使用し、皮膚にインクを染み込ませることで、文字や絵を描くことをいいます。
自己表現やオシャレの一環として、腕や首、背中などさまざまな場所に入れられるタトゥーですが、これには以下のようなデメリットがあります。
- 温泉、プールに入れない
- ウイルスの感染リスクが高まる
- 偏見、差別の対象になる可能性がある
- 献血、輸血に制限がある
温泉、プールに入れない
冒頭で触れたように、日本においてタトゥーはそれほど一般的なものではありません。
「怖い」「ガラが悪い」というイメージが強く、温泉やプールなどの施設では、いまだにタトゥーを入れている方の入場を禁止しているところも多くあります。
その他、海水浴場やテーマパークなどでも、入場を断られるケースがあります。
ウイルスの感染リスクが高まる
タトゥーを入れる際は、皮膚に直接針を刺すため、ウイルスに感染する可能性があります。
もちろん、使い捨ての針であれば問題ないですが、彫り師の中には同じ針を繰り返し消毒して使う方もいます。
このとき、消毒が不十分であれば、エイズやB型肝炎、C型肝炎などのリスクは高まってしまいます。
偏見、差別の対象になる可能性がある
属性にまったく問題がないにも関わらず、タトゥーが入っているだけで、面接や賃貸物件の入居審査などにおいて、マイナスな評価を下されることがあります。
また、初対面の方に、“怖い人”というイメージを与えてしまう可能性も高いです。
献血、輸血に制限がある
タトゥーを入れている方が献血や輸血をするには、施術から1年以上経過している必要があり、なおかつ血液検査を行って、正常な血液であることを証明しなければいけません。
よって、場合によっては大切な方が事故に遭ったときなどに、輸血できない可能性もあります。
タトゥーを除去するための美容整形手術
美容整形手術を受ければ、タトゥーを目立たないようにしたり、除去したりすることは可能です。
また、タトゥーの除去手術にはいくつかの種類があり、要望によって適した手術が変わってきます。
いくつか代表的な手術を紹介しましょう。
ピコレーザー
ピコレーザーは、大きなタトゥーのインク粒子を破壊し、小さな粒子にしてから、さらに小さくなった粒子を破壊することで、綺麗に除去できる手術です。
レーザーの波長が長く、さまざまな色を火傷させることなく破壊できるため、できるだけ手術の痕を残したくない方におすすめです。
クイックリムーブ法
クイックリムーブ法は、特殊なカミソリでタトゥー部分の皮膚を剥がし、新しい皮膚ができるのを待つ手術です。
1回で取れる面積は他の方法より大きいため、広範囲のタトゥーを除去したい方におすすめです。
また、傷跡はケガのように自然な形として残るため、その場所にタトゥーがあったことは気付かれにくいです。
ちなみに、“皮膚を剥がす”と聞くと、身体への負担は大きく感じますが、実際はダウンタイムが少ない手術であり、仕事や学校生活などに支障が出ることはありません。
まとめ
ここまで、タトゥーのデメリットと美容整形手術について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
タトゥーを除去したい方は、豊富な施術を取り扱っている美容クリニックに相談しましょう。
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