背中のニキビができる原因は?症状別の治療方法も紹介

2021年6月15日

背中のニキビが目立っていることで、露出が多い薄手のファッションを楽しめない、水着が着られないという女性も中にはいるでしょう。 では、背中のニキビは一体どのような原因で発生するのでしょうか? 今回はそのメカニズムと、症状別に適した治療方法をあわせて解説したいと思います。

背中のニキビができる原因とメカニズム

一般的に、“ニキビ=顔にできるもの”というイメージが強いですが、実際は背中や首、肩や鎖骨部分など、さまざまなところに発生します。 特に、背中の肩甲骨あたりは皮脂腺が多いため、ニキビができる可能性は高いです。 また、背中にできるニキビは、顔などにできるアクネ菌が原因のもの(尋常性痤瘡)ではなく、“毛嚢炎(もうのうえん)”がメインです。 こちらは、細菌や真菌が毛穴の奥に入り込み、繁殖することで起こった炎症部分が化膿する症状をいいます。 赤く目立つものや、白もしくは黄色っぽい膿を含むものなどがあり、一箇所に集中して発生することも珍しくありません。 ちなみに、肩や首、鎖骨部分や胸などに発生するニキビも、こちらの毛嚢炎であるケースが多いです。

背中のニキビが発生しやすい生活習慣

以下の生活習慣に該当する方は、背中の毛穴が詰まり、ニキビとなって現れやすいため、改善が必要です。 ・食事の時間が固定されていない ・夕食を摂る時間が遅い ・脂っぽい食事が好き ・ストレスが多い環境にいる ・タオルは数日間使用してから交換する ・シーツや枕カバーなどの洗濯は月1回程度 ・帰宅後、入浴せずに寝ることが多い ・髪の毛が長い、多い どれだけ外用薬などを使用していても、上記の項目に該当する数が多ければ、背中のニキビはいつまで経っても改善されませんので、注意が必要です。

背中ニキビの症状別治療方法

背中のニキビと一口にいっても、その症状にはいくつかの種類があります。 気になる方は、自身の症状を再確認し、適した治療を受けることも検討しましょう。

ポツポツニキビに適した治療

大きな化膿などは見られず、シミのようにポツポツとできている背中ニキビに対しては、“ケミカルピーリング”が有効です。 こちらは、“サリチル酸マクロゴール”という薬剤を肌に塗布し、肌表面にある古い角質を取り除くことで、ニキビ・ニキビ跡などの肌荒れ、毛穴の開きや黒ずみ、くすみなどの改善につながる治療です。 また、肌の状態にあわせて薬剤の種類や濃度を調整することができるため、敏感肌の方でも施術可能です。

重度の背中ニキビに適した治療

背中ニキビの数が多かったり、何度も化膿を繰り返していたりする場合は、ケミカルピーリングとあわせて“パール美肌”という治療を受けることをおすすめします。 パール美肌とは、針を使用しない美肌トリートメントのことで、エレクトロポレーションテクノロジーにより、皮膚の内部へ美容液を導入していきます。 これにより、ニキビやニキビ跡、毛穴の開きやたるみ、ハリや弾力など、肌の悩みを総合的に改善してくれます。 また、パール美肌は皮膚へのダメージが極めて少ない治療のため、他の施術と組み合わせやすいという特徴も持っています。

ざらつきのあるニキビに適した治療

それほど目立たないものの、ざらつきのある背中ニキビが気になるという方には、“コラーゲンピール”という治療方法をおすすめします。 こちらは、ピーリングにもかかわらず、レーザー治療を受けたかのような肌のハリ、ツヤ感をもたらす施術で、シミや美白に関する高い効果も得られます。

まとめ

ここまで、背中のニキビができる原因、症状別の治療方法などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 背中ニキビが気になる方は、まず生活習慣を改善し、それでも治らない場合は外用薬の使用、美容整形手術と段階を踏みましょう。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。