猫背の原因や意外なデメリットについて解説します
2021年6月23日
老若男女問わず、極度の猫背になっている方は存在します。
また、そのような方の中には、日常生活において猫背のデメリットを感じていない方もいるかもしれませんが、実際は非常にデメリットの多い症状です。
今回は、猫背の原因や意外なデメリットを中心に解説したいと思います。
猫背になってしまう主な原因
猫背になってしまう主な原因には、以下の2つが挙げられます。
・デスクワーク
・長時間のスマホ使用
デスクワーク
パソコンを使用するデスクワークでは、肩が内側に入り、なおかつ前かがみの悪い姿勢が長時間続きます。
また、このような姿勢で長期間デスクワークを行っていると、背骨や骨盤が歪んだり、筋肉が衰えたりしてしまい、猫背を発症しやすくなります。
長時間のスマホ使用
近年、仕事やプライベートを問わず、長時間スマホを使用する方は増加しています。
スマホの使用は、デスクワークとは違って常に座った状態で行うものではありませんが、画面をのぞき込む際には、無意識に首が前傾になってしまいます。
こちらの姿勢も、背骨を支える筋肉の衰えから、猫背につながる原因となります。
猫背の意外なデメリット
では、次は猫背になることによって、どのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
あまり知られていないかもしれませんが、実は猫背には以下のようなデメリットがあります。
・肩こり、むくみ
・顔のシワ、たるみ
・バストが下がる
・太りやすくなる
・老けて見える
肩こり、むくみ
猫背によって姿勢が悪化すると、背中が固まってしまい、こちらが首や肩の凝り、血液循環の悪化による全身のむくみにつながります。
顔のシワ、たるみ
デスクワークやスマホの使用により、猫背になった状態のままでいると、額が下がり、目元に負担がかかります。
また、こちらの負担が目元の筋肉を衰えさせ、シワやたるみの原因となることがあります。
バストが下がる
猫背になると肩甲骨が開き、背中が丸まってバストが下がる可能性もあります。
また、バストが丸まった背中に引っ張られることで、左右の乳房が離れてしまうことも考えられます。
太りやすくなる
スマホを前傾姿勢で見続けると、上半身の傾きをカバーするために膝が曲がり、骨盤が後ろに倒れます。
また、骨盤が後傾になると、歩く際に強く足を蹴り出せず、歩幅も狭くなってしまいます。
このような状態が続くと、体力が落ち、運動するのが億劫になるため、無意識に運動を避け、太りやすくなってしまいます。
老けて見える
背筋がスッと伸びている方に比べて、猫背の方は実年齢よりも老けて見えたり、だらしない印象を与えたりしやすくなります。
猫背を改善する方法
猫背を改善するには、毎日ストレッチを行いましょう。
特に、猫背を改善することのみを目的とした“キャットレッチ”はおすすめです。
具体的には、以下のような手順で行います。
用意するものはイスくらいで、他に道具は必要ありません。
①(イスに座った状態で)手の平が上を向くように、後ろで手を組む
②ゆっくりと息を吐きながら、肩を後方に思い切り開く
③そのまま首を後ろに倒す
④ゆっくり3つ数えたら、頭を起こして肩の力を抜く
このとき注意したいのは、肩を思いっきり引くことです。
引きが不十分である場合、首を痛めてしまう可能性があります。
また、肩を後ろに引くとき、できるだけ腰は反らないようにしましょう。
腰を思いっきり反らしてしまうと、腰痛の原因になります。
まとめ
ここまで、猫背のあまり知られていないデメリットや、キャットレッチの方法などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
猫背は見た目の美しさをキープしたい方にとって、必ず改善すべき症状だと言えます。
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