【美容整形】悩む方も多い“多汗症”は美容整形手術で改善できます!
2020年9月27日
美容整形手術を受ける方の多くは、「身体の一部を美しくしたい!」という考えを持っています。
ただ、それだけでなく、「身体の異常を治したい!」という方も、美容整形手術で改善できることがあります。
今回は、悩んでいる方も多い“多汗症”の概要と、多汗症の治療方法について解説します。
多汗症の概要
多汗症(たかんしょう)は、簡単にいうと汗を過剰にかく病気です。
正常な人であれば汗をかかない場面であっても、大量の汗をかいてしまうため、周りの目は気になりますし、皮膚がふやけて細菌・カビが繁殖することもあります。
また、多汗症は主に以下の4つの種類に分けられます。
・続発性多汗症
更年期障害、甲状腺・下垂体の疾患など、別の病気が原因で発症する多汗症をいいます。
・原発性多汗症
交感神経が刺激に敏感になり、汗腺が活発に動くことで発症する多汗症をいいます。
続発性とは異なり、他の病気を抱えていない方によく見られます。
・全身性多汗症
名前の通り、身体の一部ではなく、全身の汗が出やすくなる症状をいいます。
病気が原因の場合と、特に原因が見られない場合があります。
・限局性多汗症
身体の一部のみ、過剰に汗をかいてしまう症状をいいます。
症状が見られやすいのは、手のひら、足の裏、脇、顔などです。
多汗症の治療方法
冒頭で少し触れましたが、多汗症の症状をそのままにしておくと、見た目やニオイが気になるだけでなく、身体に直接ダメージを負う可能性もあります。
また、精神的な苦痛が大きい場合は、うつ病などの精神疾患を合併することも珍しくありません。
よって、今まさに多汗症に悩んでいる方は、以下の方法で治療することをおすすめします。
・ミラドライ
・ボトックス注射
ミラドライ
“ミラドライ”は、マイクロ波を脇に照射し、汗のニオイの元となる汗腺の大部分がある“真皮深層”から“皮下組織浅層”を加熱することで、発汗とニオイを抑制する美容整形手術です。
多汗症だけでなく、ワキガの治療法として行われることも多いです。
大人だけでなく、中学生からの子どもの症状も改善でき、なおかつ一切切開を伴わないため、傷跡が残ることもありません。
また、一度ミラドライで破壊された汗腺は再生しないため、効果は半永久的に続きます。
ちなみに、照射時の痛みを抑えるため、照射部位に局所麻酔を行うことがありますが、この麻酔の針は極小であるため、痛みを感じることはほとんどありません。
ボトックス注射
“ボトックス注射”は、ボツリヌストキシンを注入することで、汗を分泌する“エクリン腺”と“アポクリン腺”の両方に働きかけ、分泌を抑えるというものです。
汗の量が大量に減少することで、雑菌の繁殖も抑えられ、ワキガ臭も同時に改善できます。
「美容整形手術には抵抗があるけど、汗をすぐにでも抑えたい…」という方にはおすすめです。
また、施術にかかる時間はわずか10分程度のため、仕事や家事で忙しい方でも、少し開いた時間にすぐ受けられます。
ただ、注入した成分は、徐々に体内で分解され、体外に排出されていくため、効果が永遠に続くというわけではありません。
排出されるスピードには個人差がありますが、効果はおよそ半年~1年程度持続します。
ちなみに、注射をするだけの施術であるため、術後の腫れや赤みが出ることはほとんどありませんが、注射の際に若干の内出血が起こることはあります。
まとめ
ここまで、多汗症の概要とおすすめの治療方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
多汗症を放置すると取り返しのつかないことにもなりかねないため、悩んでいる方は早めに美容クリニックに相談することをおすすめします。
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