“漏斗胸(ろうときょう)”の原因や症状、治療法について

2020年10月31日

皆さんは、“漏斗胸(ろうときょう)”という症状をご存知でしょうか? 「胸に何か違和感がある」「胸の形が以前と違う」といったことに悩んでいる方は、もしかしたらこの症状に該当しているかもしれません。 ここからは、漏斗胸の概要や原因、症状や治療法について解説したいと思います。

漏斗胸の概要

胸壁の中央部が凹んでいる状態を“漏斗胸”といいます。 生まれつき胸がこのような形になっている方もいますが、年を重ねるごとに徐々に症状が現れるというケースもあります。 また、中央部が凹んでいるのが一般的な漏斗胸ですが、凹み部分の位置が時間の経過によって移動し、左右のバランスがおかしくなってしまうというパターンも見られます。 ちなみに、漏斗胸に悩まれやすいのは男性であり、女性よりも3倍ほど発症する確率が高いとされています。

漏斗胸の原因

漏斗胸を発症してしまう原因は、実は正確には解明されていません。 肋骨や肋軟骨が長くなりすぎてしまうこと、肋骨の強度が不十分であること、肋軟骨の形成異常など、さまざまな説があります。 また、漏斗胸の症状は、いびきをかく子どもに多く見られることがわかっています。 扁桃腺、アデノイドが大きくいびきをかく子どもは、それだけ呼吸が強く、肋骨に大きな負荷をかけていることから、漏斗胸に繋がっているのではないかと言われています。

漏斗胸の症状

漏斗胸は、胸壁の中心部という見えやすい箇所に凹みが生じる症状です。 よく見なければわからない軽度なものや、胸壁が背骨に付くくらい重度なものまで、陥没の程度は人それぞれです。 重度の方は、胸に穴が開いたような衝撃度の強い見た目になってしまうため、これが原因で精神的な病を併発してしまうこともありますし、心臓などの臓器に負荷がかかることで、呼吸器関連の感染症にもかかりやすくなってしまいます。 症状は自然治癒していくこともありますが、幼少期の時点ですでに改善が見られなければ、その後自然と良くなっていく可能性は極めて低いです。 また、漏斗胸になると呼吸が少し苦しくなり、それを楽にするために前傾姿勢を取ることで、猫背、側弯症といった身体の変形に繋がることも考えられます。 つまり、あらゆる弊害を伴う症状であり、放置するのは危険だということです。

漏斗胸の治療法

代表的な漏斗胸の治療方法は、主に以下の2種類が挙げられます。 ・ナス法 ・肋軟骨の除去手術

ナス法

これは、多くのクリニックで行われている手術です。 胸の横を切開し、金属プレートもしくは金属製の棒を挿入することで、凹みを矯正します。 また、矯正が終了した2~3年後には、金属製のプレートや棒を取り除く手術を行います。

肋軟骨の除去手術

これは、名前の通り、胸の中央部を切開して、肋軟骨の一部を取り除く手術です。 これにより、肋軟骨が一般的な長さとなり、胸の凹みの改善が期待できます。

漏斗胸の予防法

残念ながら、漏斗胸は防ごうとして防げる症状ではありません。 ただ、先ほども解説したように、扁桃腺が大きく、いびきをかく子どもは発症しやすいため、ここを手術すれば重度の漏斗胸は予防できる可能性があります。 もちろん、子どもはまだ身長が伸びるため、それによって胸の形が変わることも考えられます。 つまり、幼少期に扁桃腺の手術をし、いびきが改善したとしても、成長に伴って漏斗胸が再発する可能性はあるということです。

まとめ

ここまで、漏斗胸という少し珍しい症状について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 少しでも胸部の形に違和感があるという方は、放置すると他の臓器等にも影響を与える可能性があるため、まずクリニックに相談しましょう。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。

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