“肝斑”とは?概要や原因、対処法などについて解説します
2021年2月25日
ある程度年齢を重ねると、顔を中心とした肌のシミが気になってくる方も多いです。
また、一口にシミといってもその種類はいくつか存在し、その中の1つに“肝斑”が挙げられます。
今回は、肝斑の概要や原因、対処法などについて解説しますので、興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。
肝斑の概要
頬骨に沿って、左右対称にできる薄茶色のシミを“肝斑(かんぱん)”といいます。
場合によっては、口周りにできることもあります。
30~40代と、比較的早く発生することが多いシミで、高齢になってから新たに発生するケースはあまりありません。
具体的には、遅くても50代後半までには発生します。
一般的にシミといわれるものは、これまでに浴びてきた紫外線の積み重ねによってできる“日光性黒子(老人性色素斑)”と呼ばれるものですが、たまたまこれが頬骨辺りに左右対称に発生することもあります。
よって、パッと見てすぐに日光性黒子なのか、肝斑なのかを見分けるのは難しいです。
ただ、以下の症状に当てはまる場合は、肝斑である可能性が高いです。
- 輪郭がハッキリしない
- 薄い褐色で、広範囲にモヤっと広がっている
肝斑の原因
肝斑は、主に加齢による女性ホルモンのバランスの乱れによって発生します。
具体的には、女性ホルモンのバランスが乱れ、メラノサイトが活性化されることにより、黒色メラニンが多く生成され、肝斑となって現れやすくなります。
また、加齢だけでなく、妊娠やピルの使用によっても、女性ホルモンのバランスが変化し、肝斑を作り出すことがあります。
ちなみに、これはストレスや紫外線のダメージを受けることで、より悪化する可能性が高いです。
肝斑の対処法
顔に肝斑が見られる場合は、とにかくホルモンバランスを整えることを意識しましょう。
例えば、十分な睡眠時間の確保、栄養バランスの良い食生活は、肝斑の改善に一役買ってくれます。
また、仕事や私生活におけるストレスの発散も、効果的な対処法の1つです。
もちろん、日光性黒子などと同じく、なるべく紫外線に当たらないようにすることも大事です。
UV加工の防止や衣類を身に付けたり、日焼け止めクリームを塗ったりして対処しましょう。
肝斑を改善する美容整形手術
肝斑は、従来のシミ治療ではより悪化しがちで、治療が困難とされてきました。
しかし、現在は、悪化させることなく照射できる新型のレーザーも登場していて、内服・外用薬と併用すれば、少しずつ薄くしていくことが可能になっています。
また、代表的な美容整形手術としては、“レーザードーニング”が挙げられます。
これは、“トップハット型”と呼ばれる均一な照射を可能にしたレーザー光を、弱い出力で照射する治療法です。
従来のレーザー光は、中心部のエネルギーが一番高く、端に行くにしたがって力が弱まる“ガウシアン型”と呼ばれるものでしたが、これは肝斑の改善には向いていませんでした。
なぜなら、中心部はエネルギーが高く炎症を起こしやすい上に、端部はエネルギーが弱く効果が見られないからです。
一方、トップハット型のレーザー光は、低出力で均一に照射するため、肌に余分な刺激を与えることなく、メラニンに少しずつアプローチしてくれます。
また、照射時の痛みは、輪ゴムでパチッと弾いたような軽い痛みであるため、痛みに強くない方でも安心して受けられますし、施術時間も5~30分程度と比較的短いです。
まとめ
ここまで、悩む方も多い肝斑の概要や原因、対処法などについて解説しましたが、いかがでしたか?
「もしかしたら肝斑かも?」と思うシミがある方は、一度美容クリニックに相談してみましょう。
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