【子どもの包茎】子どもの包茎について
2020年3月23日
子どもを持つ親御さんの中には、「もしかして、自分の子どもは包茎なのでは…?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
また、そのまま成長し、大人になってしまうかもしれないことを考えると、不安になっても無理はないでしょう。
今回は、そんな親御さんたちのために、子どもの包茎について解説したいと思います。
幼い子どもの包茎は問題ない?
0~3歳程度の幼児が包茎であることは、何も問題ありません。
また、包皮を軽く陰茎の根元方向に引っ張ったとき、上部に5mm程度の穴が確認できれば、成長とともに包茎の状態は改善される可能性が高いです。
ただ、4~5歳程度になっても、手で包皮をまったく反転させることができず、穴もほとんど確認できない場合は少し心配です。
特に、包皮に炎症や膿、痛みなどが生じる“亀頭包皮炎”を頻発するような場合は、一度泌尿器科や小児科に相談しましょう。
包茎の子どもに親がやってはいけないことは?
4~5歳程度の子どもが包茎であったとしても、包皮の穴を無理やり広げることはNGです。
なぜなら、包皮の癒着が強いこどもにとって、上記のような行為は非常に痛みを伴うものですし、なにしろまったく効果がないからです。
また、親御さんが包皮を何度も触ることで、炎症を起こして包皮がより狭くなる可能性もあります。
場合によっては、針の穴程度にまで縮小してしまうこともあるため、注意しましょう。
そして、無理やり包皮を広げられたり、反転させられたりすることは、幼い子どものトラウマになる可能性も否定できません。
子どもの包茎治療にはどんなものがある?
幼い子どもの包茎における治療方法としては、主に用手的に包皮を反転させる治療が挙げられます。
これは、包皮の外側を手でずりさげ、亀頭を露出する方法であり、主に泌尿器科等で行われます。
ただ、包皮をずり下げるといっても、基本的には包皮の狭い部分に軟膏を塗ってから行うため、親御さんが無理やり反転させる場合と同じではありません。
また、この方法で症状が改善される可能性は高いですが、最低でも2週間程度は継続して行わないと、包茎の状態に戻ってしまいます。
それが怖いという親御さんは、1度症状が改善した後も、毎日お風呂で包皮を反転させる習慣をつけさせましょう。
ちなみに、このときは軟膏を塗布する必要はありません。
成長期を過ぎても包茎の場合は手術を受けるべき
子どもはペニスが急激に成長する12~15歳頃までに包皮が剥けるようになり、思春期を越えた男子は、スムーズに包皮を反転させて下げられるようになります。
逆に言えば、思春期や成長期を過ぎた18歳前後になっても、まだ包皮をスムーズに反転させられないという場合は、そのまま成人を迎えてしまう可能性が高いでしょう。
また、当院本田ヒルズタワークリニックでは、10代後半からの包茎手術も承っておりますが、親御さんから子どもに包茎手術を勧めるというのは、非常に難しいことです。
包茎はデリケートな問題ですし、成長期を過ぎた子どもは特に「親には話したくない」と考えるのが一般的ですからね。
そんなときは、親御さんから話ができそうな第三者に相談し、間接的に包茎治療のメリットや、包茎を放置することのデメリットなどを伝えていただければ幸いです。
特に、当院の包茎手術は、痛みや出血、傷をほとんど伴わない“切らない手術”であり、自信を持っておすすめできるものです。
まとめ
ここまで、全国の親御さんに向けて、子どもの包茎について解説してきました。
幼児の包茎に関しては特に問題視する必要はありませんが、4~5歳でまだ強い包茎の症状がある場合は、早めに専門医に診てもらうことをおすすめします。
東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい!
お待ちしております。