【オリンピック関連】東京オリンピック延長の影響は?

2020年3月25日

東京オリンピックは無事に開催されるのか?

現在、感染者が増え続けるコロナウイルスの脅威に、世界中が戦々恐々としています。世界中で感染者がいるとはいえ、やはり最初に発生が確認された中国、およびその周辺の地域は特に警戒されています。中国の隣にある日本も、やはり警戒している人が多いのです。 しかし、日本では2020年に東京オリンピックが開催されます。世界中から多くの人が集まるビッグイベントで、楽しみにしている人も多いでしょう。また、競技会場となる新国立競技場の建築や各国選手の受け入れ態勢の準備、その他様々な面で以前から準備が進められていました。そんな東京オリンピックですが、現在は開催が危ぶまれる事態となっています。 今年に入って、オリンピックに出場する選手の中に日本を訪れたくない、という意見が見られるようになりました。どうしてもというなら、出場を辞退するとまで言っているのです。各国で外出を控えるよう規制したり、人が集まるイベントを取りやめたりしている現在、最大級に人が集まるイベントであるオリンピックは感染拡大の可能性が否定できないため、出場を辞退したいという意見が出るのもやむを得ないでしょう。 準備にも時間がかかっているため、東京オリンピックの延長や中止などはどうにか回避したいと考えられていました。しかし、3月23日にIOCのディック・パウンド氏から、東京オリンピックは延長されて予定されていた7月24日から開始されることはないだろう、というコメントが出されました。正式な発表はまだないのですが、おそらくは2021年になるのではないか、とも言っています。これが正式に発表された場合、東京オリンピックの延期は決定的なものとなります。 多くの人が待ちわびていた東京オリンピックとはいえ、中止ではなく延長ならそれほど問題がないように思えるかも知れません。しかし、ただ延長されるだけでも多くの影響が生じることが予想されるのです。

オリンピックが延長になった場合、どんな影響が考えられる?

今は、オリンピックを盛り上げようと様々な商品がオリンピックのロゴ入りで売られています。皆さんも、あちこちで目にすることがあるでしょう。そのロゴをよく見ると、「TOKYO 2020」と書かれているのですが、中止が決まった時点で現在そのロゴが入った商品は販売が難しくなってしまうのです。企業としても、東京オリンピックのスポンサーとなることで商品を販売する権利を得ています。しかし、それはあくまでも2020年のロゴを使用する権利なので、2021年に延期された場合は追加の契約料が必要になる可能性もあるのです。すでに製造された商品が無駄になり、さらに追加の契約料も必要となると、企業としてはかなりの痛手となるでしょう。 スポンサーとなった企業は、商品だけではなく広告にも多額の費用をかけています。現在、新商品を発売しようと用意している企業もあり、そのパッケージにオリンピックのロゴが印刷されていることが多いでしょう。また、オリンピックに関連したキャンペーンを用意している企業も多数ありますが、その取り組みも軒並み無駄になりかねません。現在はまだ延長するかどうかが正式に発表されていない以上、そのまま発売したりキャンペーンを続けたりする予定の企業も多いのですが、いつまで続けられるかも不透明です。 旅行会社も、東京オリンピックの開催に合わせたツアーを企画して、すでに販売しています。ツアーを企画する以上、宿泊施設や交通手段の確保なども事前に行われているので、そのキャンセルにも費用が発生することが考えられます。新型コロナウイルスの影響で、旅行客が減っている旅行会社としては、これがとどめとなって倒産する危険性も大いに考えられます。ツアーを中止ではなく延期するにしても、正式な日程が決まらなければ先が見通せず、現状はどうにもできない状態です。 日本の国内株式市場も、オリンピック特需を含めて株価が順調に上がっていました。しかし、現在はコロナショックによって大きく下落しています。そこにオリンピックの延長も決まった場合は、東京オリンピックの盛り上がりに期待して株を買っていた投資家が株を手放すケースも増え、失望する投資家が増えて今以上に株価が大きく下落する可能性もあるでしょう。 このように、オリンピックが延長されると日本の経済には大きなダメージとなる可能性が高いのです。特に問題となるのが、予定が決まらないうちから各自が予想して混乱することです。延長するようなら、早めに発表してもらった方が傷は浅くなるでしょう。

まとめ

東京オリンピックは、日本で多くの人が待ち望んでいたビッグイベントです。2020年の開催に向けて様々な準備をしていたところで、もし延長されるようなことになれば、経済的な損失は計り知れません。さらに中止の可能性も思い浮かび、失望する人が増えるかもしれません。 現状、新型コロナウイルスの影響を考えれば延長も仕方がないとはいえますが、それでもできるなら予定通り開催して欲しいものです。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。