【コロナ関連】緊急措置が必要なコロナ感染者の症状
2020年5月16日
新型コロナウイルスに感染してしまった方は、自宅や宿泊施設での療養をしなければいけません。
また、コロナ感染者の中でも、特に緊急措置が必要な方には、発熱などの初期症状とはまた違うさまざまな症状が出てきます。
では、緊急措置が必要なコロナ感染者の症状には、具体的にどんなものが挙げられるのでしょうか?
①見た目に関する症状
緊急措置が必要なコロナ感染者の症状には、まず以下のような見た目に関する症状が挙げられます。
・顔色が著しく悪くなる
明らかに顔が白くなったり、青ざめたりする症状です。
コロナ感染者本人ではなく、第三者から見た方がわかりやすい症状ですね。
・くちびるが紫色に変色する
文字通り、くちびるが健康的な色ではなく、紫色に変色する症状です。
・いつもと挙動が違う
普段よりダルそう、あるいは苦しそうな見た目になる症状です。
これも、第三者から見た方がわかりやすいです。
②息苦しさに関する症状
緊急措置が必要なコロナ感染者には、以下のような息苦しさに関する症状も出始めます。
・息が荒くなる
普段より息を吸ったり吐いたりする回数が多くなるという症状です。
・急に息苦しくなる
特に激しい運動などをしていないにも関わらず、急に息が苦しくなるという症状です。
ちなみに、ほんの少しの運動(通常の日常生活を送るレベル)で息苦しくなるのも、非常に危険だと言えます。
特に、肩で息をする機会が多い場合は緊急性が高いですね。
・胸が痛くなる
内部から胸が締め付けられるように痛くなる症状です。
・寝た状態で呼吸ができなくなる
座った状態でなければ息ができない場合は非常に危険ですし、睡眠にも影響が出てきます。
③意識に関する症状
緊急措置が必要なコロナ感染者には、以下のような意識に関する症状が出ることもあります。
・ボーっとしてしまう
例えば、第三者からの呼びかけに応えるのが遅い場合などは、非常に危険だと言えます。
・意識が朦朧としている
第三者からの呼びかけにまったく返事がなく、意識が朦朧としている場合も、症状がかなり悪化していると推測できます。
・脈のリズムが乱れる感じがする
動悸が起こったり、脈のリズムが乱れる感じがしたりする場合も、危険な状態だと言えます。
緊急措置が必要な症状が出た場合はどうすればいい?
現在、コロナに感染していながらも、症状が軽かったり、まったく症状がなかったりする方は多くいます。
また、これらの感染者の方は、自宅もしくはビジネスホテル等の宿泊施設で療養することとなりますが、もし前述の症状のうち、1つでも当てはまるものがある場合は、早急に然るべき行動を取らなければいけません。
まず、自宅療養中の方は、各自治体の連絡窓口に連絡し、危険な症状が出ていることを伝えましょう。
そして、宿泊施設で療養している方は、そこに配置されている医療従事者に連絡する必要があります。
ちなみに、現時点では緊急措置が必要な症状が出ていなくても、決して油断してはいけません。
コロナは若い方でも急に容体が悪化する感染症であるため、今朝にはなかった症状が数時間後一気に出始めるということもあり得ます。
したがって、自治体や医療従事者への報告・相談が遅れてしまわないようにするためにも、コロナ感染者の方は前述の症状が出ていないか、最低でも1日に2回は確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、緊急措置が必要なコロナ感染者の症状について解説しました。
埼玉県では、コロナに感染し、自宅療養中だった男性が死亡するという事例も報告されているため、感染者の方はいち早く自身の異変に気づけるようにしておきましょう。
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