“ガミースマイル”の症状や原因、主な治療法について
2020年12月9日
人は誰しも、何かしらのコンプレックスを抱えて生きています。
特に、顔のパーツに関するコンプレックスは、一般的に美形とされる方であっても、1つくらいは持っているものです。
今回は、コンプレックスを抱える方も多い“ガミースマイル”の症状や原因、主な治療法について解説したいと思います。
ガミースマイルの概要、症状について
笑うとき、あるいは話をするときに、人より歯茎が多く見える症状を“ガミースマイル”といいます。
ガミー(gummy)は“歯茎が見える”という意味であり、一般的には口を開けたときに、3mm以上歯茎が見える場合がガミースマイルとされています。
また、この症状により、以下のようなコンプレックスや弊害が生まれることも珍しくありません。
- 歯茎が気になって思いっきり笑えない
- しゃべるときや笑うとき、口を手で押さえなければいけない など
ガミースマイルの原因について
では、ガミースマイルになってしまう原因には、一体どんなことが挙げられるのでしょうか?
具体的には、以下のような原因が考えられます。
- 歯が短い
- 歯の位置が低い
- 唇の位置が高い
- 歯が短い
歯の上下の長さが短いと、その分歯茎が目立つようになります。
また、歯に歯茎が深く覆いかぶさることで、歯が短く見えてしまうというケースもあります。
歯の位置が低い
歯茎の長さが普通でも、歯の位置が低かったり、前に出ていたりすると、ガミースマイルになることがあります。
唇の位置が高い
歯茎の長さや位置、歯の長さに問題がなかったとしても、唇の位置が高すぎると、その分笑ったときや話をしたときに歯茎が出やすくなります。
また、唇の位置が高い原因としては、上唇を引き上げる筋肉が強すぎることなどが挙げられます。
ガミースマイルの主な治療法について
多くの方を悩ませるガミースマイルには、主に以下のような治療方法があります。
ボトックス注入
過剰に上がっている上唇にボトックスを注入する治療法です。
ボトックスには、筋肉の動きを弱める効果があるため、この治療を受ければ徐々に上唇は下がり、ガミースマイルは改善されます。
薬剤を注入するだけの治療のため、ダウンタイムはなく、手軽に受けることができます。
ただ、1回の治療で得られる効果は4~6ヶ月程度しか継続しないため、持続させるには継続治療を受けなければいけません。
手術
これは、上唇と歯茎の間隔を狭め、歯茎の見える幅を少なくするための手術です。
具体的には、歯茎を溝に沿って左右に切開し、上唇との間の粘膜を摘除した後、前唇の粘膜下を剥離して縫合します。
唇の裏側に施す手術であるため、手術痕が外から見えることはありません、
しかし、術後は腫れが発生するため、数日間は抗生物質などの薬を処方する必要があります。
矯正治療
これは、歯の角度を変えることで歯茎が見えないようにするなど、根本的な改善を目指す治療です。
矯正によって、歯茎と歯を上方に押し上げ、正常な位置に戻すことによって、歯の見え方が変わり、ガミースマイルが気にならなくなります。
具体的な方法としては、通常の矯正と同じ“ワイヤー矯正”や、目立ちにくい”裏側矯正“、前歯だけを効率良く動かせる”インプラント矯正“などがあります。
改善までに時間がかかりますが、ガミースマイルだけでなく歯並びも同時に整えることができるため、治療後の笑顔はもっとも美しくなります。
まとめ
ここまで、ガミースマイルの症状と原因、主な治療法を見てきましたが、いかがでしたか?
少しでもガミースマイルにコンプレックスを持っている方は、いずれかの方法で治療し、思いっきり笑ったり、話したりできる生活を手に入れましょう。
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