“そばかす”はシミとは違う?代表的な治療方法は?
2021年7月28日
顔にできる斑点は、男女関係なく気になるものです。
中でも、顔にそばかすなどが見られる場合は、メイクで隠そうとする方も多いかと思います。
では、そばかすはシミとはどのような違いがあるのでしょうか?
また、代表的なそばかす治療には、一体どのような方法が挙げられるのでしょうか?
そばかすの概要
そばかすとは、両側の頬を中心に見られる色素斑のことをいいます。
見た目が雀の卵の表面に似ていることから、“雀卵斑”とも呼ばれています。
基本的には、幼児期に発症することが多く、思春期頃まで濃くなるのがそばかすの大きな特徴です。
また、肌の色が白い方に発症しやすいというのも、そばかすならではの特徴だと言えます。
そばかすとシミは何が違う?
シミもそばかすと同じく顔にできる斑点ですが、違いがよくわからないという方も多いでしょう。
これらのもっとも決定的な違いは、“遺伝性”があるかどうかという点です。
シミは、普段から紫外線を浴びやすい生活を送っていたり、年齢を重ねることで肌の機能が低下していたりすることで発症します。
つまり、後天的な症状だということです。
一方で、そばかすは非常に遺伝的な要素が強いとされています。
私たちの体内に存在するメラニンは、黒褐色の“ユーメラニン”、黄色や赤色の“フェオメラニン”に分かれていますが、遺伝により生まれつきフェオメラニンの含有量が多い方は、肌が白く、必然的にそばかすができやすい体質になります。
そばかすを隠すメイク術
そばかすは、メイクである程度隠すことができます。
まず、ファンデーションでそばかすを隠したいのであれば、なるべく肌への密着性が高いクリームタイプのものを選ぶべきです。
また、そばかすの範囲が狭く、部分的にコンシーラーを使用したい方は、スティックタイプのものを選ぶと良いでしょう。
ただし、メイク崩れが起こる可能性があるため、コンシーラーは一気に塗るのではなく、少量ずつ伸ばしていくようにしましょう。
そばかすの代表的な治療方法
メイクで隠すのではなく、根本的にそばかすを治したいという場合には、美容整形クリニックに足を運び、治療することも検討しましょう。
そばかすの代表的な治療方法としては、主に以下のものが挙げられます。
・レーザートーニング
・ライムライト
・ケミカルピーリング
・メソポレーション
レーザートーニング
“レーザートーニング”は、低出力のレーザーを照射することで、そばかすを薄くする治療法です。
従来のレーザー治療は、赤みや腫れ、カサブタなどのダウンタイムがありましたが、レーザートーニングにはこれらが一切ありません。
ライムライト
“ライムライト”は、日本人の肌を考え、日本人医師によって開発された、さまざまな肌トラブルを解消する最新の光治療器です。
そばかすだけでなく、シミやくすみ、毛穴の開きなども同時に改善するため、肌の印象が飛躍的に向上します。
ケミカルピーリング
“ケミカルピーリング”は、サリチル酸マクロゴールの薬剤を顔全体に塗布し、肌表面にある古い角質を取り除く治療です。
レーザー治療を併用することで、そばかすやシミなどの色素沈着にも大きな効果を発揮します。
メソポレーション
“メソポレーション”は、エレクトロポレーションという技術を使用し、薬剤や成分を導入していく治療法です。
そばかす治療では、角層を突破し、肌に必要な成分を肌の奥深くまで浸透させます。
まとめ
そばかすは遺伝的な問題でできやすくなるものであり、シミと同じという認識は正しくありません。
また、メイクで隠すことは可能ですが、そのような手間をなるべく省きたいという場合は、根本的に治療することをおすすめします。
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