本田ヒルズタワークリニック|コンジロームと治療法について

         

本田ヒルズタワークリニックでは、コンジロームの除去という治療も行っています。しかし、患者様の中にはそもそもコンジロームが何か分からず、病気だと聞いて驚かれる方もいらっしゃいます。そこで、ここではコンジロームについて解説していきます。

         

コンジロームとは?

コンジロームというのは、性感染症の一種であり、正確には尖圭コンジローム(コンジローマ)といいます。その原因となるのはウイルスで、ヒトパピローマウイルスといいます。 このウイルスには非常に多くの種類があるのですが、コンジロームの原因となるのは、主にその中のHPV6型と11型というものです。 この2種は、ヒトパピローマウイルスの中でも発がん性が低い種類でもあるのですが、同時に発がん性の高い16型や18型にも感染するケースがあるので、油断はできません。 コンジロームにかかると、イボができます。 イボが発生するのは、主に性器の周辺です。 また、肛門や大腿部に発生することもあり、稀に唇や口腔内に発生することもあります。 発生するのは、感染してから3週間から8カ月程経ってからと期間に幅があり、平均すると3カ月弱で発生します。 イボの見た目は、褐色でトサカやカリフラワーのような形状になります。 かゆみや痛みが伴うことはそれほどないので、発生しても自覚症状がないという人も少なくありません。 発生後は、短期間にどんどんと増殖してイボが増えていき、治療後も他の場所に転移することがよくあります。 1年ほどで自然に治ることもあるのですが、大半はそのまま、あるいは悪化していきます。 感染源となるのは、主に性行為です。 ただし、ごくわずかなケースですが公衆浴場などで感染する可能性もあります。 このコンジロームは、包皮の内側にも発生することがあるのですが、痛みやかゆみがないことから包茎の方はなかなか気づかないことがあります。 そうして自覚がないまま、パートナーに感染させてしまうというケースもあるので、包茎の方は特に気を付けた方がいいでしょう。

イボ=コンジロームではない

コンジロームの厄介な所としては、性器周辺にイボが発生したからといって、コンジロームとは限らないという点です。 特に男性の場合、亀頭の周辺にイボが発生することがあるのですが、その多くは真珠様陰茎小丘疹やフォアダイスという別のものです。 真珠様陰茎小丘疹というのは、陰茎の周囲に1mm程度の同じような大きさの発疹が生じるものであり、成人男性の中では約20%に生じている無害なものです。 フォアダイスは、陰茎部から亀頭の根本までの間に1mm未満程度の大きさが近いイボが発生するものであり、これは脂線が独立した結果生じる生理現象の一種です。 成人男性の過半数、およそ65%に生じるといわれていて、ウイルスとは何の関係もありません。 また、女性の場合は膣前庭乳頭腫症というものがあり、これはコンジロームと間違われることが多いのですが、正常な変化なので問題はありません。 膣の周辺などに乳頭やひだのようなできものが生じるもので、妖精のひだともいわれます。左右対称に発生し、規則的に並んでいることなどが違いとされています。

検査と治療の方法

検査の方法としては、まず視覚的な診断によって行われます。 その上で、可能性が高いと判断された場合は、主に性器周辺の組織を採取して確定させるための病理学検査を行います。 悪性化してガン細胞となっている可能性もあるため、初診時はきちんと病理学検査を受けることをおすすめします。 男性の場合、陰茎部がガンになっていることは滅多にないのですが、女性の場合は子宮ガンにもつながるので、早期発見が重要となるのです。 治療は、電気メスなどでイボを1つずつ切除する方法があります。 本田ヒルズタワークリニックでは、フォアダイスについてもコンジロームと勘違いされやすいため、希望された場合はこちらの除去も行っています。 注意点として、フォアダイスの治療であれば1回でほとんど終わるのですが、コンジロームの治療は1回で治らない場合があります 初期段階であればあるほど、治療も簡単になります。 違和感があった時は、まず自分の目で確認してみて、心配なら受診してみることをおすすめします。

         

まとめ

コンジロームは、感染が広まる可能性も高い病気で、放置しておくと徐々に悪化してくるため、初期段階での治療をおすすめします。 しかし、自覚症状が少ない病気でもあるので、不安がある時はクリニックへとお越しください。 東京都中央区・名古屋市中村区・京都市南区・神戸市中央区で包茎治療や早漏治療、増大手術のご相談は、男性専用クリニックの本田ヒルズタワークリニックへご相談下さい! お待ちしております。