【女性器】膣が緩むことにはどのようなデメリットがあるのか?
2020年8月18日
外陰部と子宮口を繋ぐ重要な器官である “膣”は、あらゆる原因で緩んでしまいます。
また、その緩みはさまざまなデメリットに繋がってしまうため、決して放置しておくべきではありません。
今回は、膣が緩む主な原因と、それによって発生するデメリットについて解説したいと思います。
膣が緩む主な原因は?
女性器の一部である膣が緩む主な原因は以下の通りです。
・加齢
・出産
・運動不足
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①加齢
人は年齢を重ねると、肌のたるみが目立つようになりますよね。
膣も同じように、加齢によって少しずつ緩んでいきます。
具体的には、膣内のコラーゲンが減ることで、これまでのような弾力をなくしてしまうという仕組みです。
つまり、ある程度年齢を重ねた女性が、「最近、膣の緩みが気になる…」と感じるのは、致し方ないことだということです。
②出産
妊娠時、胎児や子宮は、“骨盤底筋群”という筋肉に支えられています。
また、子どもが体内で大きくなるにつれて、この筋肉にかかる負担は増していき、出産時には、膣壁やその周りの筋肉が伸びきったような状態になります。
この筋肉にかかる負担は、当然出産を機に激減し、その後は少しずつ元の大きさに戻ろうとしますが、完全に元に戻ることはありません。
そのため、出産後にはどうしても膣が緩んでしまいます。
③運動不足
先ほども触れた骨盤底筋群は、腕や足、お腹等の筋肉と同じように、運動不足になると衰える傾向にあります。
特に、姿勢が悪い状態で長時間過ごしているような方は、ますますその衰えを加速させてしまいます。
また、骨盤底筋群は、腕や足等と違って鍛えるのが難しく、知らず知らずのうちに弱っているケースがほとんどです。
ヨガやピラティスといったトレーニングは、この筋肉の強化に向いていると言われていますが、普段意識していない方は、運動不足による影響を多大に受けていることでしょう。
膣が緩むことのデメリット
次は、膣が緩むことで発生する主なデメリットを見ていきましょう。
具体的には以下の通りです。
・性行為に満足できない
・尿漏れが起こる
・性器脱が起こる
①性行為に満足できない
膣が緩いと、当然性行為の際に得られる刺激は少なくなります。
また、それによって満足のいかない性行為が続き、最悪の場合、不感症に繋がる可能性もあります。
②尿漏れが起こる
膣が緩み、尿道あるいは膀胱を支える力が弱まると、当然尿漏れが発生しやすくなります。
③性器脱が起こる
“性器脱”とは、膀胱や子宮、直腸といった骨盤臓器が、膣の入口から飛び出してしまう症状をいいます。
加齢等によって膣が緩み、なおかつ骨盤や周辺組織、靭帯の力がなくなってくると、この症状を引き起こす可能性は高くなります。
当院では“膣縮小術”を行っています
当院本田ヒルズタワークリニックでは、前述したような原因で緩んでしまった膣を狭くし、締まりを良くする“膣縮小術”を行っています。
具体的には、緩んだ膣の粘膜部分だけを切り取り、丁寧に縫い合わせて仕上げます。
また、施術は30分ほどで終了し、後々抜糸をする必要もないため、以下に当てはまる方は受けることをおすすめします。
・パートナーの男性に「膣が緩い」と言われた方
・パートナーの男性に快感を与えたい方(自身が快感を得たい方)
・緩いことで日常生活に支障をきたしている方 など
まとめ
ここまで、膣が緩くなる原因や、そのまま放置しておくことのデメリットについて解説してきました。
特に出産後は膣が緩みやすくなるため、少しでも違和感を覚えた方は、早めに施術を受けましょう。
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