【本田ヒルズタワークリニック】40代なら老人性包茎を知るべき

2019年9月4日

若い男性の中には、「今包茎じゃないから、今後も包茎になることはない」と考えている方も多いでしょう。 しかし、それは大きな間違いです。 今回解説する“老人性包茎”は、現在包茎に悩んでいない方でも、発症してしまう可能性があるのです。 ここでは、老人性包茎の症状、原因そして治療法を詳しく解説しましょう。

老人性包茎ってどんな症状?

老人性包茎とは、簡単に言うと、加齢による影響で発症してしまう包茎のことを言います。 “老人性”と付いていますが、早い方は40代から発症してしまうこともあります。 また、老人性包茎は、中高年に差し掛かると発症する可能性が非常に高くなります。 60代以降になると、5人に1人が発症してしまうという統計データもあるくらいです。 そして、冒頭でも触れた通り、若いときに何の兆候もなかった方が発症する可能性もあるため、老人性包茎は、言わば誰でも発症し得る症状だと言えますね。

老人性包茎は中高年にとってリスクが高い症状

老人性包茎になってしまった中高年の方の中には、自身の親族やヘルパー、看護師の介護を受ける方もいます。 そのとき、包茎になってしまったペニスを見られることは、大きな精神的苦痛となるでしょう。 ましてや、若いときに包茎でなかった方が、中高年になって包茎になったことを知られるのは、耐え難いことだと言えます。 また、老人性包茎が原因で尿の排出が困難な場合、オムツを利用しなければいけなかったり、女性用の尿瓶を使わなければいけなかったりすることも考えられます。 これも、「まだ自分は元気だ」と思っている中高年の方にとっては、精神的に辛い状況だと言えるでしょう。

老人性包茎になってしまう原因って?

老人性包茎になってしまう原因は、主に2つあります。 1つは、加齢によって細胞組織が収縮することです。 ペニスの細胞組織が収縮することで、若いときにはなんともなかった方でも、包茎になってしまったり、短小になってしまったりします。 そして、もう1つは、加齢に伴って体力、精力が低下し、下腹部が張り出してしまうことです。 下腹部が張り出してしまうと、ペニスがその下に埋もれてしまい、そこにお腹が垂れてくることで、ペニスが包皮を被った状態になってしまいます。 ちなみに、肥満などでたるんだ下腹部にペニスが埋もれたり、ペニスが体内に引き込まれたりする症状は“埋没包茎”と呼ばれ、これは若い方でもなり得る症状のため、老人性包茎とは区別されることが多いです。

老人性包茎の治療法について

老人性包茎は、基本的に“切らない長茎手術”によって治療します。 当院本田ヒルズタワークリニックで行っているのは、包茎の根本的な原因である、陰茎の長さとカリ部分の改善治療を行い、極力包皮を切らずに行う治療です。 全身麻酔、または脂肪吸引など、リスクが高い治療は一切行いませんので、安心してください。 ちなみに、老人性包茎を切らない長茎手術で行うことのメリットには、“傷が目立たない”、“ダウンタイムが短い”ということが挙げられます。 切る手術の場合、どれだけ丁寧に縫合しても、ある程度の傷は残ってしまうことが予想されます。 ただ、切らない長茎手術では、注射の針の穴がわずかに残る程度であり、この差は非常に大きいです。 また、切る手術では、通常生活に復帰するまでに最低でも1週間~1ヶ月程度かかりますが、切らない長茎手術の場合、その日のうちにすぐ通常生活に戻れます。

まとめ

老人性包茎は、40代に差し掛かった男性なら、誰もが意識しなければいけない症状です。 単なる肥満などが原因の埋没包茎とは違い、細胞組織の収縮など、努力では防ぎきれないことが原因となるため、放ってはおけません。 もし、40代に差し掛かって、老人性包茎とおぼしき症状が出たのであれば、中高年になったときのリスクを考えても、早めに治療するべきです。