包茎手術は痛い?麻酔・術後ケア・回復期間を解説

「包茎手術は痛い」と聞いたので治療するか迷っている、という方は多くいます。
当クリニックの患者様の質問で一番多いのも「痛み」に関することです。

そこで今回は、包茎手術に関する痛みについて解説します。

切る・切らないで包茎手術の痛みは違う?

切る包茎術のほうが痛い

包茎手術には「切る・切らない」術式がありますが、両者で痛みは違います。
切る包茎手術のほうが圧倒的に痛いです。

麻酔をかけるので手術中の痛みはほとんどありませんが、術後に麻酔が切れるとズキズキ痛くなります。
一方、切らない包茎手術で感じる痛みは麻酔注射のときのみです。

包茎手術の痛みについて

切る包茎手術の痛みについてまとめました。
手術前の麻酔から手術中、手術後の痛みまで、それぞれ解説します。

包茎手術については、タイミングごとに痛みの原因や感じ方が異なります。

局所麻酔の痛み

包茎手術の局所麻酔は基本的に注射で行います。
そのため、注射を打つ際にチクリとした痛みを感じます。

しかし多くのクリニックでは、注射の痛みを和らげる表面麻酔をオプションとして選択できます。
麻酔時の痛みが不安な方もご安心ください。

手術中の痛み

麻酔が効いているため、手術中に痛みを感じることはほぼありません。
ただし、触られている感覚、引っ張られる感覚が残ることはあります。

歯医者での麻酔をイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。

手術後の痛み

手術が終わって3~4時間経つと麻酔が切れるため、ズキズキと痛みます。
しかし、処方された痛み止めを飲むことで対処可能です。

痛みのピークは手術当日の夜から翌日にかけて、長くても2~3日とお考えください。
1週間ほどで痛みは落ち着きます。

包茎手術後の痛みは何日続く?

包茎手術後のスケジュール

切る包茎手術後の痛みが続く時間や、その期間のペニスの状態を解説します。
一般的には、1週間程度で痛みは引くことが多いです。

ただし、回復具合には個人差があるため参考程度にお考えください。

  • 当日~翌日
  • 3日~7日
  • 8日目以降
  • 包茎手術後の勃起による痛み
  • 見逃されがちな抜糸時の痛み

当日~翌日

術後3~4時間が経過すると麻酔が切れ、痛み出します。
夜から翌日にかけて痛みがピークを迎えるので、処方された痛み止めを服用してください。

患部が赤く腫れたり、滲出液(しんしゅつえき=血管から血管外ににじみ出た液体)が出たりすることがありますが、これらは自然な炎症反応です。

激しい運動を控え、安静に過ごしてください。

3日~7日

3日目以降は痛みがかなり軽減され、日常生活に支障をきたすこともなくなるでしょう。
痛み止めの服用回数も減っていきます。

日常生活のなかで体を動かす程度であれば支障はありません。

8日目以降

日常的な痛みを感じることがなくなります。
人によっては腫れが続くケースもありますが、痛むことはないでしょう。

パンツと擦れると不快感、違和感を覚えることがあるかもしれませんが、さらに数日すると落ち着きます。

また、性行為や激しい運動をすると、再び炎症や出血を引き起こす可能性があるので医師の許可が出るまでお控えください。

包茎手術後の勃起による痛み

手術後に勃起をすると痛みを感じます。
傷口が開く方向に力が加わり、縫合した糸が引っ張られるからです。

とくに、術後すぐや翌朝は痛みを感じやすいかもしれません。
そのため、就寝前に痛み止めを飲むなど対策することが大切です。

見逃されがちな抜糸時の痛み

切る包茎手術の場合、術後2週間ほど経ち、傷が十分ふさがったタイミングで糸を抜きます。
チクチクした痛みが伴いますが、耐えがたいほどの痛みではありません。

しかし、糸をきつく縫い付けていたり、糸が皮膚に埋もれていたりする場合は強い痛みを感じる可能性があります。

吸収糸(時間経過とともに体内に吸収される糸)を使用している場合は、抜糸の痛みを最小限に抑えることができます。

痛みが不安な場合の対処方法

痛みが不安な場合、「痛み止めの活用」か「切らない包茎手術の選択」でリスクを下げられます。

痛み止めを処方してもらう

どんな手術であっても、手術中は麻酔が効いているので痛くありません。
痛みが大きくなるのは術後です。

しかし、痛み止めが処方されるので、痛みはある程度コントロールできます。
万が一、処方された痛み止めがなくなっても、リクエストすれば再度処方してもらえるのでご安心ください。

切らない包茎手術を選ぶ

仮性包茎であれば、切らない包茎手術(亀頭増大術・長茎術)も選択可能です。
包皮を切除する必要がないため、痛みや出血を最小限に抑えられます。

「痛いのは絶対イヤ」「早く普段どおりの生活に戻りたい」とお考えの方に最適です。
くわしくは「切らない包茎手術の仕組みとおすすめの理由」をご覧ください。

切らない包茎手術なら本田ヒルズタワークリニック

今回は、包茎手術の痛みについてまとめました。

【まとめ】
  • 切る包茎手術は痛みを伴うが、1週間程度で落ち着く
  • 麻酔が効いているため、手術中の痛みはない
  • 術後の痛みは痛み止めでコントロール可能
  • 仮性包茎の場合、切らない包茎手術を選択すれば痛みを感じることはない

「包茎手術は痛い」というイメージをお持ちの方は多くいますが、実際、痛みで耐えられなくなるようなケースはほぼありません。
当クリニックも万全の準備を整えておりますので、安心してご来院ください。

仮性包茎の方は「切らない包茎手術」も選択できます。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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記事監修
池袋マイケアヒルズタワークリニック 院長
馬場 剛士(ばば たけと)

包茎手術や亀頭増大術、長茎術など多様な手術に対応。
性感染症や女性器形成など、性器に関する手術の実績も豊富に有する。
完全個室によるプライバシー配慮と丁寧な診療を心がけている。

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