【時事ネタ】高輪ゲートウェイ駅について
2020年3月16日
高輪ゲートウェイ駅とは?
2020年3月14日、東京都港区に山手線の新しい駅として、高輪ゲートウェイ駅が開業しました。
山手線に新駅ができるのは1971年の西日暮里駅以来と実に49年ぶりで、山手線の駅はこれで30駅になりました。
現在は暫定開業となっていて、2024年に本開業となる予定です。
本来、大々的に開業式典や関連イベントを行う予定だったのですが、現在の新型コロナウイルスの流行に伴うイベント自粛により、開業式典は中止、関連イベントも延期されています。それでも、始発電車が発車する午前4時35分には多くの鉄道ファンが詰めかけ、温かい拍手と共に無事開業しています。
この高輪ゲートウェイ駅は、品川駅の都市開発計画である「グローバルゲートウェイ品川」の中核施設となるように設置されました。
建築計画は2014年に発表され、2016年には概要が発表、2017年から工事が始まって2020年、とうとう開業の時を迎えたのです。
ちなみに、駅名はJR東日本では初めてとなる、公募によって決定されました。
ただし、この駅は何も新しい駅だからというだけで注目されているわけではありません。
国際交流拠点の玄関口として機能することを意識した造りとなっていて、駅の中には最新技術もふんだんに盛り込まれているのです。
その内容についても、解説していきます。
高輪ゲートウェイ駅の特徴
液の外観は、福島県産の杉をはじめとした木材を多用した「和」をモチーフにした外観になっていて、大きな屋根は折り紙をイメージして作られています。
また、駅名のフォントも和に調和するように、通常の明朝体ではなくゴシック体が用いられるなど、細かいところまでこだわっている様子が見られます。
構内は、日本の駅ではあまり見られない吹き抜け構造になっています。
改札口の一部には、現在実証実験中の「タッチしやすい改札機」が導入されています。
現行の改札機を一部改造したもので、ICカードをタッチする部分が斜めになっているのが特徴です。
これによって、子どもや車いす利用者など、目線が低い人でもタッチしやすいようになっています。
現在はQRコードきっぷの利用実験も進められていて、この改札機にはその読み取りセンサーも付けられています。
予定としては9月30日までの試験導入になっているので、その後は一旦撤去されて正式導入の際に再び設置されるでしょう。
構内にある売店は、AIを利用した無人店舗です。
この店舗には、特に注目が集まっています。
店内には50台のカメラが設置され、手に取った商品が自動的に登録されて計算されるので、店員がいなくても決済が可能なのです。
こういった店舗は、コンビニなども各社で実験を繰り返しています。
今後は本格的な導入が進められていき、多くの場所にこういった店舗が増えていくでしょう。
JR東日本では、様々な最新技術をこの高輪ゲートウェイ駅に導入しているので、現在ここでしか使われていないものも多数あります。
AIサイネージもその一つです。AIサイネージは、駅によくある周辺案内をAIによる音声認識にしたもので、日本語だけではなく中国語や英語、韓国語にも対応しています。
構内や乗り換え、周辺案内などに対応していて、買い殺害にも設置されています。
また、駅の中にはロボットが巡回していて、清掃や警備、案内などの業務を受け持っています。
こうした、近未来の駅という設備をふんだんに備えているため、他の駅とは一線を画した注目を集めているのです。
そんな中で、密かに注目したいのがトイレです。
高輪ゲートウェイ駅のトイレは、トイレとは思えないほど採光性が高いので、中は非常に明るくなっています。
床や天井には杉材が用いられ、駅のトイレには珍しく植物も置かれています。
広々とした造りで、従来の駅のトイレとは一線を画した印象を与えるでしょう。
駅を訪れた際は、ぜひ一度見てきてほしい場所です。
まとめ
古くからの日本のテイストを保ちながら、AIやロボットなどをふんだんに活用した高輪ゲートウェイ駅は、今後の駅のスタンダードとなりうる魅力を持った新駅です。
これから東京オリンピックが開催され、海外からの訪日客もこの駅には注目していくと思います。
今後、正式開業を迎える2024年までには、更なる最新技術が追加されていくかもしれません。
近くを通ることがあれば、ぜひチェックしてみてください。
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