包茎手術すると傷跡は残る?傷の種類・原因を解説
包茎手術をすると傷跡が残ることがあります。
主な原因は、医師の技術不足や保険治療を受けたことによるものです。
この記事では、包茎手術による傷跡の種類、傷跡が残る原因を解説します。
「包茎手術を受けたいけど傷跡が残りそうで心配」という方は参考にしてください。
包茎手術による傷跡の種類
包茎手術による傷跡の種類は3つあります。
- ツートンカラー
- 腫れや変形
- 切開跡や縫合跡
ツートンカラー
ツートンカラーとは、亀頭側の包皮の色と根元側の包皮の色が異なっている状態です。
亀頭直下にある手術痕を境に分かれているため、手術したことがひと目でわかります。
包茎手術は包皮を3~5cmほど切り取り、縫い合わせます。
切り取った部分を境に、包皮の色が急に変わるため不自然な見た目になるのです。
腫れや変形
包茎手術後、亀頭の根元や縫合部分が大きく腫れている状態です。
傷口から細菌が入り腫れてしまう、炎症が起こっているなど、さまざまな原因によって起こります。
また、傷跡が赤く盛り上がっている「ケロイド」と呼ばれる状態になることもあります。
見た目の症状だけでなく、かゆみや痛みを伴うことがある点にご留意ください。
切開跡や縫合跡
包茎手術の切開跡や縫合跡が目立つ状態です。
医師の技術が不足している、仕上がりの美しさが最初から考慮されていない、などが主な原因です。
誰かにペニスを見られると、包茎手術を受けたことに気付かれる可能性が高いでしょう。
また、時間が経過しても傷跡が目立たなくなるわけではありません。
包茎手術の傷跡が残る原因
包茎手術の傷跡が残る原因は以下のとおりです。
- 機能改善のみを目的とした手術
- 医師の技術力が十分ではない
- 誤った術後の過ごし方
機能改善のみを目的とした手術
包茎手術には、保険適用の治療と自由診療(自費治療)があります。
泌尿器科で行われる保険適用での手術は、機能改善のみを目的としています。
そのため、術後の見た目について考慮されていないことが多く、傷跡が残りやすくなってしまうのです。
医師の技術力が十分ではない
医師の技術力や経験が浅いと、どれくらい包皮を切ればいいのか目測を誤ったり、切除する位置を誤ったりすることがあります。
さらに、縫い目が荒くなる、曲がる、など不自然な仕上がりになる可能性が高いです。
とくに、料金の安さを強く打ち出しているクリニックにはご注意ください。
人件費を抑えるために、経験の浅い医師を雇用していることがあります。
誤った術後の過ごし方
一般的に、包茎手術後は3週間ほど安静にする必要があります。
激しい運動をすると傷口が開いたり、炎症が悪化したりするからです。
スポーツはもちろん、セックスやマスターベーションもお控えください。
また、可能であれば飲酒や喫煙も控えることをおすすめします。
とくに、飲酒すると血流が良くなるため出血しやすくなります。
こうした注意事項を守らずに術後を過ごしてしまうと、傷跡や後遺症が残る可能性が高くなるのです。
傷跡を残したくないなら「切らない包茎手術」
ここまで、包茎手術で残る傷の種類、傷跡の原因について解説しました。
なかには「包茎手術は怖い」「受けようとしていたけど止めた」という方がいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、亀頭増大術や長茎術といった「切らない包茎手術」です。
メスを必要としないため、痛みや出血を最小限に抑えられます。
また、両者とも手術時間が10分程度と短く、日帰りで受けられるのも大きなメリットです。
ご興味ありましたら「長茎・増大術について」をご覧ください。
包茎手術の傷跡は修正可能
包茎手術後に傷が残っても、修正治療を受ければ改善することがあります。
傷跡修正では、「包皮の再切除・再縫合」や「包皮小帯の形成手術」を行います。
前述した腫れや変形、ツートンカラーの修正はもちろん、その他の修正治療も可能です。
「本田ヒルズタワークリニックの修正治療」では、当クリニックの事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。
