包茎はセックスできない?仮性、真性、カントンの性行為について
自分やパートナーが包茎の場合、「包茎の人はセックス(性行為)ができるのか」と不安に感じている方もいるでしょう。
包茎の種類には仮性包茎、真性包茎、カントン包茎の3つがあり(※)、どのタイプであってもセックスにおいて、さまざまなデメリッがあります。
そのため、包茎の人がセックスライフを楽しむためには、医療機関での治療などの対策が必要です。
この記事では、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎といった種類別に、セックス時のデメリットを紹介。合わせて、包茎治療についても解説します。
(※)この他、埋没包茎や老人性包茎、炎症性包茎もありますが、この記事では埋没包茎と老人性包茎は仮性包茎として、炎症性包茎は真性包茎として扱います。
包茎でもセックスできる?できない?
包茎の人でも、ペニスを膣に挿入するという行為自体は可能です。
しかし、セックスの目的が妊娠やパートナーとのスキンシップの場合、それらを果たすのが難しいケースも少なくありません。
包茎のままセックスを行うと、陰茎の痛みやうっ血など自身の健康被害だけでなく、性病の感染リスクの増加など、パートナーの健康被害を引き起こす可能性があります。
気兼ねなくセックスを楽しむためにも包茎の治療を推奨します。
包茎が子宮頸がんの原因に?
包茎の男性はそうでない男性と比較して、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しやすいというという研究報告があります。
HPVは性行為によって女性にうつるだけでなく、女性の子宮頸がんリスクを高める危険もあるので、注意が必要です。
包茎を治療することは自分だけでなく、パートナーの健康を守ることにもつながります。
また、HPV感染においては、男性もワクチンを接種することで感染リスクを大幅に減らすことが可能です。
安全で思いやりのある性生活のために、包茎治療と合わせてHPVワクチン接種もぜひ、ご検討ください。
仮性包茎のセックスにおけるデメリット
仮性包茎のセックスにおけるデメリットは以下の通りです。
- 早漏になりやすい
- コンドームが外れやすい
- 性病や炎症の原因になる
仮性包茎は自分の手で無理なく包皮をむくことができる包茎で、性行為に支障がないと思われがちです。しかし、健康面でもセックスの満足度の面でも、多くのデメリットがあります
それぞれのデメリットについて解説します。
早漏になりやすい
仮性包茎の人の亀頭は、普段、包皮に覆われているので、刺激に弱い傾向があります。
そのため、セックス時の刺激に過敏に反応していまい早漏になりがちです。
早漏だと、性行為を十分に楽しめなかったり、パートナーを満足させられなかったりといった問題が生じてしまいます。
皮は剥けるけど日常的にドリチンという方は「ドリチンとは?意味・デメリット・治療方法を解説」をご覧ください。コンドームが外れやすい
仮性包茎のペニスにコンドームを装着すると、根本に包皮が集まることでコンドームと陰茎との間に隙間が生じ、コンドームの密着を妨げてしまいます。
そのため、行為中にコンドームがズレたり外れたりする可能性が高くなるのです。
コンドームを装着する場合は、以下の手順で、装着すると外れにくいので参考にしてください。
- あまった皮を根本に集める
- コンドームを亀頭にかぶせ、皮の手前まで下ろす
- コンドームを皮ごと先端へ移動させる
- 再びゆっくりとシワが寄らないように根本までコンドームを下ろす
性病や炎症の原因になる
亀頭が包皮に覆われていると、内側に恥垢が溜まりがちです。
恥垢とは皮脂や垢、尿、汚れが亀頭周辺に溜まったもので、炎症の原因になります。
また、恥垢をエサとして細菌やカビが繁殖するので、性病感染のリスクも上がります。
さらに、恥垢や細菌、カビなどは悪臭を引き起こし、パートナーに不快感を与えるという点も問題です。
陰茎を清潔な状態に保つために、日々の入浴の際には皮をむいて亀頭と包皮の間を丁寧に洗いましょう。
真性包茎のセックスにおけるデメリット
真性包茎のセックスにおけるデメリットは以下の通りです。
- 陰茎の痛み
- 不妊の可能性が高くなる
- 悪臭の発生
- 遅漏や不感症
真性包茎は、亀頭が完全に包皮に覆われている状態です。通常時、勃起時ともに亀頭の露出ができません。
人によっては勃起時に痛みを伴うため、性行為が難しい方もいます。
真性包茎のセックスにおけるデメリットについて、くわしく見ていきましょう。
不妊の可能性が高くなる
真性包茎は「精子の量」と「衛生状態」の2つの観点から、不妊になりやすいとされています。
亀頭が包皮に覆われている状態で射精をしても、包皮が妨げとなってしまい、精子が包皮の内側に留まってしまいます。
すると、十分な量の精子が膣内に排出できないため、妊娠確率が落ちるというわけです。
また、亀頭と包皮との間に汚れや細菌が溜まりやすい真性包茎は、精子の質に悪影響を及ぼすこともわかっています。
とある研究で、真性包茎の30代男性の精子を分析したところ、精子が細菌に汚染されていることが判明しました。
汚染された精子は生存率が低下するので子宮まで届きにくく、不妊の原因となり得ます。
悪臭の発生
真性包茎は陰茎の悪臭リスクが極端に高くなります。
包皮の内側に溜まった恥垢(皮脂や垢、尿、汚れが亀頭周辺に溜まったもの。一般的には「チンカス」ともいう)や、恥垢をエサにして繁殖した細菌・カビなどが悪臭の主な原因です。
陰茎の嫌な臭いはパートナーに不快感を与え、セックスレスの要因にもなります。
悪臭は衛生状態の悪化の現れであるといえますが、不衛生な環境が引き起こす問題は悪臭だけではありません。
炎症や性感染症のリスクも上がるので、注意が必要です。
遅漏や不感症
真性包茎の亀頭は常に包皮に覆われているため、刺激が伝わりにくいです。そのため、挿入時に快感を得にくく、真性包茎が遅漏や不感症の原因となることがあります。
遅漏や不感症が理由でセックスレスになり、パートナーとの関係性に軋轢が生じるケースも珍しくありません。
カントン包茎のセックスにおけるデメリット
カントン包茎のセックスにおけるデメリットは以下の通りです。
- 強い痛みが生じる
- うっ血や壊死のリスクが高い
- 包皮が裂ける可能性がある
カントン包茎とは、露出した亀頭が包皮口(包皮の先端部分)で締め付けられている症状です。
この状態になると、亀頭がうっ血するほか包皮がカリ部分にひっかかって戻せなくなります。
通常時は問題なく、勃起しているときだけ締め付けが起こるケースもあります。
強い痛みが生じる
陰茎が太くなる勃起時は特に、締め付けが起こりやすいです。
そのため、セックスの際に強い痛みを感じる方も少なくありません。
軽度の仮性包茎で、「普段は痛みがないが、セックスの際には痛みが生じる」という方もいるほどです。
カントン包茎の場合、最後まで行為を続けられないほどの強い痛みが生じることもあります。
うっ血・壊死のリスクが高い
陰茎が締め付けられた状態が長時間続くと、頭部への血流が滞り、うっ血してしまう可能性があります。
うっ血とは、身体の一部分だけに静脈の血が多く溜まった状態です。
最悪の場合、亀頭や陰茎の一部が壊死してしまいます。
包皮が裂ける可能性がある
挿入時の摩擦や衝撃などにより、締め付けていた包皮が裂けてしまう恐れがあります。
包皮が裂けると強い痛みが生じるだけでなく、血液汚染などの危険もあるため、非常に高リスクです。
また、裂けた傷口から細菌が体内に入り、感染症を引き起こすおそれもあります。
充実したセックスライフのために包茎治療を
包茎は、性交時に以下のようなデメリットがあります。
- 挿入時に痛みや出血、うっ血などのリスクがある
- コンドームが外れやすい
- 性感染症のリスクが高くなる
- 悪臭でパートナーに不快感を与える
- 早漏の原因になる
こうした問題を抱えていては、パートナーとの時間を心の底から楽しむことはできません。
セックスライフをより充実させるためにも、包茎治療をおすすめします。
包茎の種類によって治療法は違います。
仮性包茎の治療であれば、「切らない」という選択肢もあります。
入院・通院の必要がない手術も多いので、ぜひ医療機関での治療をご検討ください。
とくに、デメリットを改善し、サイズアップまで期待できる亀頭増大術はおすすめです。
「デカくなるし剥ける!一石二鳥の切らない包茎手術で自信を取り戻す」もあわせてご覧ください。
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くわしくはヒルズタワークリニックの長茎・増大術についてもご覧ください。
