包茎の種類と症状|包茎を根本的に解決する方法は?

一口に包茎といっても仮性包茎や真性包茎、カントン包茎などのように、いくつかの種類があります。

男性の中には「自分はどの種類の包茎なのか?」と疑問に思われている方や、「包茎がどんな症状を引き起こすのか」不安な方がいるのではないでしょうか。

この記事では、包茎の種類6つと症状をくわしく解説します。

包茎の種類6つ

主な包茎の種類は以下の6つです。

  1. 仮性包茎
  2. 真性包茎
  3. カントン包茎
  4. 老人性包茎
  5. 埋没包茎
  6. 炎症性包茎

包茎というと、一般的には「仮性包茎」を連想する方が多いでしょう。
しかし、仮性包茎以外にも「真性包茎」や「カントン包茎」など6種類に分けられます。

包茎の種類別に特徴を解説します。

種類 特徴
仮性包茎

  1. 手指で包皮がむけ、亀頭が露出可能
  2. 人によっては、勃起時には自然にむける
  3. 余剰な包皮が亀頭の露出を妨げている

  1. 包皮によって亀頭が完全に、またはほとんどが覆われており、亀頭を完全に露出できない
  2. 勃起時でも亀頭の露出が難しい
  3. 包皮の入り口(包皮口)の狭窄が原因である
  4. 物理的に包皮をむくと、痛みや不快感を伴う
カントン包茎

  1. 包皮のせまい部分がペニスを過剰に締め付ける
  2. 物理的に包皮をむくと、痛みや不快感を伴う
  3. うっ血や壊死のリスクが高い
老人性包茎

  1. 加齢が原因で出てきたお腹にペニスが埋まってしまったり、ペニス自体が委縮したりして皮膚に埋没している状態
  2. 仮性包茎同様に包皮が余っている状態
  3. 重度の場合は男性用尿瓶が使えないなど、介護時にデメリットが生じることがある
埋没包茎

  1. 主に肥満が原因で、陰茎が体内に埋もれている状態
  2. 仮性包茎同様に包皮が余っている状態
  3. ダイエットや脂肪吸引をすることで本来の長さを取り戻せる
炎症性包茎

  1. 真性包茎に近い症状
  2. 仮性包茎から発展するケースもある
  3. 処置が遅れると十分な包皮を確保できなくなり、切除自体ができなくなる
  4. 最悪の場合、包皮の出口部分が狭まり、おしっこが出来なくなる

いずれのタイプの包茎も、包皮が亀頭に被っているという点では同じですが、原因や症状によって種類が分かれています。

包茎の種類ごとの治療方法

続いて、包茎の種類ごとの治療方法を見ていきましょう。

  1. 仮性包茎
  2. 真性包茎
  3. カントン包茎
  4. 老人性包茎
  5. 埋没包茎
  6. 炎症性包茎

仮性包茎

仮性包茎の治療には、「包皮を切る方法」と「包皮を切らない方法」の二種類があります。

■切る包茎手術
手術方法 内容
中央部環状切開縫合術
(旧式包茎手術)
包皮の中心部付近をぐるりと一周切除する
亀頭直下埋没法 亀頭の真下で包皮を切除し、縫合する
クランプ法 専用の器具(クランプ)で包皮を挟み切除し、縫合する
■切らない包茎手術
手術方法 内容
亀頭増大術
※当クリニックが行う「切らない包茎手術」
亀頭にヒアルロン酸などの薬剤を注射する。カリを高くすることでカリがストッパーの役割を果たし、包皮が亀頭に被りにくくなる
長茎術 ペニスを体外へ引き出し、長くすることで、包皮を余りにくくさせる
糸・のりで包皮を固定 医療用の糸やのりを使用して包皮を固定する

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真性包茎

真性包茎の治療は一般的に、「包皮環状切除術」や「亀頭直下埋没法」などの切る手術で改善を目指します。

包皮がむけない状態では、亀頭が露出した状態を維持する「切らない包茎手術」が行えないからです。

また、包皮内部で包皮と亀頭が癒着を起こしている場合には、電動メスを用いて癒着部分を丁寧に剥がします。

カントン包茎

カントン包茎も真性包茎同様、切る包茎手術しか行えません
包皮のせまい部分を切除することで、陰茎の締め付けをなくし、亀頭が露出できる状態にします。

炎症性包茎

炎症性包茎は包皮と亀頭が癒着しているため、切らない包茎手術が難しいです。
電気メスなどを用いて癒着部分を剥がした後に、適切な治療方法を検討します。

炎症性包茎については、炎症を放置すると最終的に起こる症状です。
そのため、「炎症性包茎にならないこと」を心がけましょう。

仮性包茎やカントン包茎から進行しやすい症状のため、炎症性包茎になってしまう前に包茎治療を済ませてしまうのが理想的です。

包茎が引き起こす病気や症状

包茎が原因で、さまざまな病気にかかりやすくなったり、生活に影響がある症状が出たりします。
具体例は以下の通りです。

  1. 性感染症
  2. 亀頭包皮炎
  3. 悪臭
  4. 早漏
  5. 先細り
  6. ED(勃起不全)
  7. おしっこが飛び散りやすい

それぞれ解説します。

性感染症

包茎の場合、亀頭と包皮の間に汚れが溜まりやすく、亀頭を清潔な状態に保てません

不衛生な状態ではさまざまな菌やウイルスが繁殖する可能性が高く、性感染症にかかりやすくなります。

亀頭包皮炎

包皮内で繁殖した菌やウイルスは性病だけでなく、炎症の原因にもなります。
特定の性病に感染しなくても、炎症が起こるケースも珍しくありません。

悪臭

衛生状態の悪化は悪臭の原因にもなります。

包茎の方は、包皮と亀頭の間に、尿や精液などの分泌物が固まってできた“恥垢”と呼ばれる汚れが溜まりやすく、悪臭を引き起こすこともあるのです。

早漏

包茎の方は、日常的に亀頭が包皮で覆われているため、亀頭が外部からの刺激に慣れていません。

そのため、性行為ができたとしても刺激に耐えきれず、すぐに射精してしまうケースがあります。

先細り

包茎状態のまま陰茎が成長すると、亀頭が包皮に締め付けられ、先細りの陰茎になる可能性が高まります。

すでに先細り気味の陰茎になってしまっている方は、亀頭にヒアルロン酸をいれる“亀頭増大術”で亀頭の形を整える手術がおすすめです。

ED(勃起不全)

包茎がコンプレックスになり、性行為に自信が持てなくなることで、心的原因のED(勃起不全)になる可能性もあります。

おしっこが飛び散りやすい

包皮が余っている状態でおしっこをすると、陰茎の先端が風船のように膨らむバルーニング現象が起こることがあります。

狙いが定められないため、思わぬ方向におしっこが飛び散り、トイレを汚してしまう可能性もあります。

包茎は自力で治せる?

包茎は自力で治せる?

結論からお伝えすると、どのような包茎タイプであっても包茎は自力で治せません
根本的に改善するには、医療機関での包茎治療が必須です。

よく目にする、包茎改善グッズに医学的な改善根拠はありません。
そればかりか、使用によって陰茎が壊死してしまったという報告もされています。

包茎を治すには医療機関での手術が必要なのですが、中には手術に対して不安を覚える方もいることでしょう。

本田ヒルズタワークリニックでは仮性包茎の方に向けて、「低侵襲」かつ「効果が実感しやすい」 “切らない包茎手術”を提供しています。

痛みや出血は少ないだけでなく、手術跡が目立たないというメリットもある手術です。

熟練の医師による包茎治療丨本田ヒルズタワークリニック

本田ヒルズタワークリニックでは、数多の執刀数を誇る施術スキルの高い医師が手術を行います。

当クリニックでは、切らない包茎手術を提供していますが、切らない手技で効果を出すためには、相当な経験と技術が要求されます

格安で切らない包茎手術を行っているクリニックもありますが、そのようなケースでは、効果が出ないだけでなく、ペニスの損傷につながる危険もあるのです。

安全性が高く、効果も期待できる包茎手術をお望みの方はぜひ、当クリニックにご相談ください。

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記事監修
池袋マイケアヒルズタワークリニック 院長
馬場 剛士(ばば たけと)

包茎手術や亀頭増大術、長茎術など多様な手術に対応。
性感染症や女性器形成など、性器に関する手術の実績も豊富に有する。
完全個室によるプライバシー配慮と丁寧な診療を心がけている。

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